Makolog

生き様の記録

ただアリガトウじゃ伝えきれない

2016年3月13日、世間ではホワイトデーを翌日に控えて香りも気持ちも心なしか甘ったるい空気が流れるごく普通の日曜日。
でも自分にとって、1つ目標であり夢であったGOALに辿り着くことが出来た1日だった。

自分が約1年半(途中ちょっと空いたけど)一緒に走り続けてきたアイドルグループが初めて東京でライブをした記念すべき1日。それが2016年3月13日だった。



今まで何度となく東京には行ってきたけれど、今回は本当にここに辿り着くまでに紆余曲折が多分にあった。本題の前に少し振り返ろうと思う。



初めてメンバーが「東京に行く」というフレーズを口にし始めたのは去年の夏頃だった。正直「いやいや…(苦笑)」と思っていた。
ホームでもまだまだな客足、日によって滅茶苦茶ムラのあるステージング、そして目標を口にするだけでそこへの執着心がいまいち見えてこなかった。
それゆえに、現場の数こそ多くとも楽しい瞬間よりもどかしい瞬間の方が多かったのもこの時期がピークだった。


充電期間が明けて新体制になってもう一度東京行きにチャレンジすることになった。

「2ヶ月でCDレンタル500回、達成出来たら東京でライブ」

これが課されたミッションだった。まだ「いやいや…(苦笑)」と思っていたけれども、確実に変化は生まれていた。
現場に通う度に楽しい瞬間が少しずつ増え、色んな思いを共有出来る熱いヲタクが少しずつ増え、いつしか「こいつら全員で東京行きてぇな」と思うようになっていた。
自分達が信じるこの4人が世界で一番最高なんだ、東京でそれを見せつけてやるんだと信じ続けて、強い気持ちとTSUTAYAのレシートを積み重ねた。


――――2ヶ月後、minAminは東京行きを掴み取った。感無量だった。
実力だけじゃないかもしれないけど、ようやく目に見える結果が出たことが本当に嬉しかった。



そして昨日ついにminAminが東京へ乗り込む日がやってきた。


TSUTAYATSUTAYAでもいつもの戎橋でなく、渋谷のド真ん中のTSUTAYAでminAmin東京初遠征の幕が開けた。
場所は違えど、いつものペースでいつもみたいに他愛無い話が出来るいつものminAminだった。
自分自身妙に力んでいたところがあったけど、これでかなりリラックス出来たと今になって思う。




場所を移動して、品川。東京アイドル劇場。ここがminAminの1st東京ライブのステージとして与えられた。
気が付けばいつも戎橋で一緒になるヲタクの大半が集い、自分の気心知れた旧友(ヲタク)も忙しい中で時間を作って遠くから駆け付けてくれた。
「minAminの為」に時間を割いて集まってくれたことが本当に嬉しかったなぁ…。


肝心のライブ。1曲目のだんでらいおん。落ちサビ前のソロパート、これまでのどの瞬間よりも大きな声で自分が一番好きな子の名前を呼び続けた。
自分は天邪鬼だし上手く言葉で伝えられる程器用じゃないからああいう形でしか出来ないのはカッコ悪いしダサいって言われるかもしれないけど、それでも構わなかった。


夢花火、スウィートをキャッチ、vitamin charger…今まで何度なく目で見て耳で聴いて口ずさんで全身で感じてきた曲達が続いていく。
熱い気持ちの裏で1曲1曲を噛み締める様に聞いていた。



最後の曲は始まりの曲「ミナミノカケラ☆」。


1年半の全てをぶつけてきてくれた、好きになって良かった。そう心から思えた30分だった。



終わってから松井りおさんが「やっぱライブが好き!」って言ってくれた時の顔が本当に素敵だった。もういっぱしのアイドルやんって思った。
あなたがminAminのライブを好きでいてくれて、minAminの松井りおで居てくれる限り、自分は大丈夫。

味気ない毎日でも 
君がいるから何とかなる気がするよ
どんよりな雲も
どしゃぶりの雨も
いつかは晴れるんだ



まだまだ一緒に楽しいこと一杯したいし、せなアカンなーという思いです。改めてよろしくお願いします、ハイ。


Makoさん(@ch0r1he)が投稿した写真 -